こんにちは、「こどもの経験値を伸ばす」をモットーに日本各地を娘と旅するたびいくです。
「子連れにおすすめ」とSNSでよく目にしていた当ホテル、ずっと気になっていたので行ってきました！正直、訪問したことを後悔するレベルで最低でした！！
おススメできないお宿をブログに載せるのってどうなんだろう・・・？とも思いましたが、おススメできるものだけでなく、正直におすすめできないものを書く方が、読んでくださる方のお役に立てるのではと思ったので残しておきます。
いつもは結論ファーストで、それをブレイクダウンしていく構造でブログを書いていますが、今回は感情もリアルにお伝えできるよう、時系列で書いていきます。
1日目：大分空港到着～杉乃井ホテルまで
大分空港から杉乃井ホテルまでは車で約40分ほどです。
バスで向かう方法、タクシーで向かう方法、色々と向かい方はありますが、今回は２日目に寄りたい場所があったので、レンタカーをチョイスしました。
レンタカーですが、圧倒的におススメなのが「タイムズカーシェア」です。
大分空港に限った話ではないですが、レンタカーのめんどくさいところって、受付で順番を待たされ、出発の準備も何かと時間がかかり、最後は給油して返却するところですよね。
タイムズカーシェアなら、アプリから予約、車の開錠・返却、給油は任意(したら割引になる)、人のオペレーションが入らないから無駄がなく、とても便利です。
まだ試したことがない人はぜひトライしてみてください！
1日目：杉乃井ホテルに到着、お目当てのプールに向かう
杉乃井ホテルには3つのホテルタイプがありますが、「一番最近オープンし落ち着いた雰囲気がウリ」と書いてあったので、宙(ソラ)館をチョイスしました！
ちょうど11時ぐらいにホテルに到着。
まだ11時なのに、ホテルの駐車場は大混雑、一番近い駐車場は満車と言われ、立体駐車場に向かいます。
立体駐車場も超混雑、なんとか駐車スペースをみつけ、フロントに荷物を預けて早速プールに。
プールは11時Openなはずですが、すでにチケットセンターは大行列。
宿泊者はチケット代は込みなので、部屋のキーカードをもって行列を抜け、入館手続きをします。
お着替えをすませて、さっそくプールの中に入ってみると、すでに人でごった返している・・・
中央には波のでる大きなプールがあるのですが、水の色より、髪の毛の黒色の方が面積が大きい・・・すでにそれぐらい混んでました。
まずは娘がとっても楽しみにしていたスライダーに向かいます。
これまた大行列・・・11:15分時点ぐらいで待ち時間20分くらいでした。
中央のプールが波が出る時間だとアナウンスされたので、波プールが大好きな娘と向かいます。。。
が、とにかく人が多すぎて浮かぶのがやっとのスペース。人とぶつかりまくるので、子供たち同士はあちこちで「押さないで！」と喧嘩している声が聞こえてくる・・・
再びスライダーにもどってみると、今度は待ち時間50分ぐらいまで伸びていました。スライダー自体は30秒ぐらいであっけなく終了。
明らかにプールのキャパに合っていないゲスト数。宿泊者だけに限定すればいいのに、チェックアウト後も使えるようにしているシステムな上に、日帰り客も受け入れているのが明らかに問題だ・・・
この混雑状況をよしとしている経営方針に嫌な予感がしてくる。。。。
何の変哲もない25ｍプールでも3時間遊ぶ娘が、混雑状況にうんざりし、早々にプールから引き上げました。
まず「ありえない混雑状況、ゲストの満足度より金儲け」な経営スタイルが、お勧めできないポイントその①です。
1日目：お庭・お部屋
プールから切り上げ、チェックインの時間までは少し時間があったので、お庭に向かいます。フワフワドームのトランポリンが設置されており、いい眺めとともに少し遊べました。
お部屋は一番狭いタイプです。部屋風呂がなく、シャワーだけというのはマイナスポイントでしたが、まだ新しいので部屋全体清潔感があるのはよかったです。
1日目：夕飯は宙館のビュッフェ会場で
夕食は16:45から入れるとのことでしたが、17:30ぐらいになると満席になるので、17時までに入ったほうがいいとフロントの方にお勧めされたので、16:45ぴったりに入店。
さすがに並ばずに入れました。
が、ここで事件が起きます。
娘はナッツのアレルギーがあるので、こういったビュッフェの食事の際には、どのお料理にナッツが入っているのかを知るのがとても重要です。
案内してくださったホテルの方に、いつもいろんなお店で聞くように、「アレルギー表示表をもらえませんか？」と聞いてみました。
すると驚きの回答が返ってきたのです。
杉乃井ホテル：「そういった質問にはお答えできません。アレルギーのある方は自己責任でご自身で判断して食べてください」
何を言っているのか意味がわからず、もう一度聞きます。
私：「いや、娘はナッツが食べれないですし、中に刻まれて入っていたりしたら見分けがつかないですから、何の材料を使っているのか教えて頂きたいのですが」
杉乃井ホテル：「そういった質問にはお答えできません。アレルギーのある方は自己責任でご自身で判断して食べてください」
さっきとまったく同じ答えが返ってきます。AIかBOTかと思いました。
私：「いや、それ言われてしまうと、娘は食べるものがなくなってしまうのですが。自己責任で判断しますけど、材料だけでも教えてくれませんか？」
杉乃井ホテル：「ですから、そういった質問にはお答えできません。WEBにもそう書いてあるじゃないですか。」
このやりとりも、そもそもその方針も、非常に不誠実ですし不愉快でした。
案内係の方では埒が明かないので、本部の方にもクレームしましたが対応は変わらず。
しぶしぶあきらかにナッツがはいっていない、フルーツなどを食べてその場を後にしました。
まずアレルギー対応していないと知っていたらこのホテルには来てなかったし、その後も信頼にかける対応だったと思います。
なお、たしかに、WEBもよくよく調べてみると書いてありました。
ですけど、宿泊予約の際にレストランのQAまで見てないですし、予約メールにも一切その但し書きはなかったですし、チェックインの時にも何の案内もなかったです。
WEBページには、「お客さまの安全を最優先に考え、食物アレルギーをお持ちのお客さま用メニューの作成、およびアレルゲンの表記は控えさせていただいております。」と書いてあります。
本当にお客さんの安全を考えているのなら、
１．アレルギー表示はするべき
２．その上で、「製造ラインは分かれていないので、完全には除去できていない可能性がありますので自己判断でお願いします」とするべき
３．さらに、それだけでは不完全だ、お客様の安全を！というのなら、あきらかにアレルギー人口の多いナッツは使わない「ナッツフリー」な対応でもいいと思います
(インターナショナルスクールの多くは、ナッツフリーを実施していますし)
コンタミするかもしれないから、そもそも表示をやめます！ってありえない対応です。
ありえない混雑状況のプールから嫌な予感はしてましたが、このアレルギーに対する、ひどく怠慢な対応によって完全に気持ちが萎えました。
ホスピタリティを一切感じない、自分たち自身のコスパと保身に走る、このホテルの経営方針に呆れました。
多分もう絶対行かないですし、周りの人にもおススメしません。
1日目：温泉
娘の夕飯は微妙になった上に、不誠実な対応で、もやもやした気持ちになりながら温泉に向かいます。
このお宿の唯一良かったところが「宙湯」というお風呂でした。お湯はとても気持ちよく、ここはシンプルに満足しました。
2日目：フォレストアドベンチャー別府
朝食付きのプランにしてしまっていたので、昨日の悪夢の夕食会場と同じ場所に向かいました。
昨日同様アレルギー表示はできないとのことなので、絶対にナッツがはいっていないフルーツや食パン、リンゴジュースをいただきました。
いやな気分を断ち切るために、すぐにチェックアウトをし、ホテルから車で15分のフォレストアドベンチャー別府に向かいました。
距離的にはとても近いですが、山道をぐるぐる上がっていかないといけないので、車酔いする人は注意してください！(私は自分の運転ですら酔いました笑)
ふふ河口湖にお伺いした際にも訪問した、同じ系列の「フォレストアドベンチャー」安定のクオリティでした！
朝一番にお伺いしたこともあり、混雑もしておらず快適、お天気にも恵まれてとても楽しかったです！
別府エリアにお越しの際にはぜひ行ってみてください！
今まで訪れた宿泊施設の中でダントツの最下位、絶対におススメできない杉乃井ホテルの紹介はいかがだったでしょうか。
アレルギー表示をされていないこと、そのものも問題だと思いますが、その意思決定に至った経営体質が主悪の根源だと思います。
お客さんの安全を第一に考えるのなら、そういう判断にはならないと思います。
そういった経営方針が随所に現れる宿泊施設でした。
訪問を考えている方はそのリスクも考えた上で行かれることをおススメします。
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